コロナ禍において、人々の生活は大きく様変わりしました。ご自身や家族、周りの方、そして地域を新型コロナウイルスの感染拡大から守るため、「新しい生活様式」の実践が求められています。同時に、外出自粛や在宅勤務によって自宅で過ごす時間が増え、これまで以上に快適かつ安全な住空間の大切さが見直されるようになりました。
このような背景から、インテリア業界の各社が取り組んでいる「新しい生活様式」に関する提案を紹介する展示会「新しい生活様式とインテリア」を開催。パネル展示を中心に、インテリアから捉えたNew Normal、暮らしの中のNew Normal、ITを活用したNew Normalなど、さまざまな「New Normal」の形やアイディアを紹介しました。とくに最近ニーズが高まっているのが、抗ウイルス加工を施したカーテンやカーペット、壁紙、家具、キッチン、トイレなどのインテリア製品です。各社の提案には、抗菌・抗ウイルスに関する商品をはじめ、テレワーク関連、おうち時間の充実、食の空間、ONとOFF、住まいと間取りなど、多角的な視点から捉えた新たな暮らしとインテリアのヒントが詰まっていました。
展示会場では、ソーシャルディスタンスの確保と滞留時間の軽減(密軽減)のため、各パネルにQRコードを配置。会場を離れても引き続き関連情報を楽しんでいただけるよう配慮しました。また、期間中の土日には会場にインテリアコーディネーター(IC)が常駐し、インテリアに関する相談会を実施。来場者からのご自宅のインテリアに関わるさまざまな相談に対してアドバイスを行いました。
会場では「令和3年度 住まいのインテリアコーディネーションコンテスト 高校生部門」入賞作品の展示を行いました。総数100点(21校)の応募作品から選ばれた入賞作品10点および選外の注目作品11点の、計21作品を展示しました。
これからの社会にとって重要な、日常生活と感染防止対策を両立した「新しい生活様式」。
インテリアコーディネーター(IC)は家具やファブリックス、明かりなどを住まい手にあわせてソリューションし、
安全性と快適性を両立したニューノーマル時代の住空間を提案します。