東京ビッグサイトで開催された日本最大級の環境展示会「エコプロ2019」。
今年は「インテリアと環境」をテーマに、パネル展示やワークショップを行いました。
インテリアや住宅に関する幅広い知識を専門的な技術で、快適な住空間をプロデュースするインテリアコーディネーター(IC)。ICは、デザイン性だけでなく、環境や省エネ、経済性、安全性などを考慮した根拠ある提案を行っています。環境に配慮したICの活動事例をパネル展示で紹介しました。ワークショップには、今回はインテリア廃材を利用したインテリア小物づくりのワークショップを実施し、たくさんの人が訪れていました。
使わなくなったカーテンの生地(通常は廃棄されるもの)を使って、クリスマスにピッタリな「ファブリックリース」を作りました。工夫次第で廃材も立派に利用できます。
生地の色の組み合わせなどを、ICが直接アドバイス。中高生から一般の方までたくさんの方が参加し、それぞれ個性豊かな作品を作り上げていました。
ICからは「季節感を演出するディスプレイとして、リースなどの小物はおすすめです。季節感を楽しむことは、インテリアを楽しむこと。手軽で温かみのある手作りリースなら、きっと愛着もわきますよ」とのアドバイスが。そのままでは捨てられてしまうようなインテリア廃材が、少しアレンジするだけで素敵なインテリア小物に生まれ変わりました。
エシカルなインテリア
―美しくエコなくらし―
人や自然環境、そして社会全体を考慮し製作されたものを購入することで、消費者の立場からさまざまな課題やその解決に取り組む事業者を応援する「エシカル消費」の概念。それをインテリアの選択において活用しようとするのが「エシカルなインテリア」の取組みです。パネル展示で活動紹介を行いました。
JAFICAうちエコ研究会
「美しくエコなくらし」を目指してICができることを考え行動するため、JAFICA[一般社団法人 日本フリーランスインテリアコーディネーター協会]内の研究会として設立。
現代社会において非常に重要な「環境」「エコ」というテーマ。ICは環境や省エネにも配慮しながら家具やファブリックス、照明などの商品を総合的にプロデュースし、住む人にとって快適な住空間を提案します。